赤ちゃんのほっぺが赤いのはなぜ?原因や正しいケアまで徹底解説

赤ちゃんのほっぺが赤いのはなぜ?原因や正しいケアまで徹底解説

「赤ちゃんのほっぺが赤い…もしかして病気なのでは?」
子育て中の親御さんなら、一度はそう感じたことがあるのではないでしょうか。着せすぎによる暑さ、風邪による発熱、あるいは何らかの皮膚疾患など、様々な可能性が頭をよぎるかもしれません。

この記事では、赤ちゃんのほっぺが赤くなる原因や対策などを解説します。

赤ちゃんのほっぺが赤くなる主な原因と対処法

赤ちゃんのほっぺが赤くなる主な原因と対処法

赤ちゃんのほっぺの赤みは、多くの場合、日々の生活環境に起因する心配の少ないものですが、時には専門的なケアが必要な皮膚疾患や全身性の病気のサインであることもあります。

それぞれの原因と、それらを見分けるための特徴、そして適切な対処法について詳しく解説します。

▶寒暖差による赤み

寒暖差による赤み

冬の寒い季節や、暖かい室内から急に寒い屋外に出る際など、急激な寒暖差にさらされると、赤ちゃんのほっぺが赤くなることがあります。これは、体温が上昇すると、赤ちゃんの薄い皮膚の下にある毛細血管が拡張し、血行が良くなることで、ほっぺが赤く色づいて見えるためです。このような赤みは、体の自然な生理的反応であり、通常は過度に心配する必要はありません。

しかし、この急な血流の促進は、肌にかゆみを引き起こす可能性があります。そのため、たとえ自然な反応であっても、二次的な問題を防ぐための注意が必要です。対処法としては、まず室温が高すぎないか、または衣類を着せすぎていないかを確認し、エアコンの設定温度を調整したり、服を1枚脱がせたりして、赤ちゃんが暑がっていないか様子を見ることが重要です。これにより、体温の急激な上昇を抑え、かゆみの発生リスクを低減できます。

▶乾燥による皮膚の炎症

赤ちゃんの肌は、見た目にはみずみずしく柔らかいイメージがありますが、実は大人よりもはるかに乾燥しやすい特性を持っています。
特に生後2〜3ヶ月以降になると、胎児期に母親から受け継いだホルモンの影響が薄れ、皮脂の分泌量が減るため、肌がさらに乾燥しやすくなります。

湿度の低下した環境、衣類や寝具との摩擦、エアコンの風などのささいな刺激でも、未熟な皮膚のバリア機能が低下し、炎症を起こしてほっぺが赤くなってしまいます。この赤みは、肌の乾燥が進んで炎症を起こし始めているサインであり、カサカサしたり、ブツブツができたり、ひび割れたりすることもあります。

対処法としては、日頃からこまめなスキンケア、特に「保湿」で肌を守ることが非常に重要です。

赤ちゃんの保湿について詳しく知りたい方は以下のブログをご覧ください。

【医師監修】保湿ケアで赤ちゃんの肌を守る!正しい赤ちゃんの保湿ケア 【医師監修】保湿ケアで赤ちゃんの肌を守る!正しい赤ちゃんの保湿ケア

▶よだれかぶれ

よだれかぶれ

赤ちゃんは成長とともに、よだれの量が増えたり、指しゃぶりや拳しゃぶりをするようになったり、離乳食が始まったりします。これらの成長に伴い、口の周りが赤くかぶれてしまう「よだれかぶれ」は非常に一般的な肌トラブルです。よだれに含まれる消化酵素(アミラーゼなど)や食べこぼしが、口周りのデリケートな皮膚に長時間触れることで刺激となり、炎症を引き起こします。赤みだけでなく、ブツブツや水疱ができたり、かゆみを伴ったりすることもあります。さらに、よだれを拭き取る際の摩擦も、肌への刺激となり、かぶれを悪化させる要因となることがあります。

対処法としては、濡らした柔らかいタオルやガーゼで、よだれや食べこぼしをこまめに、優しく押さえるように拭き取ることが重要です。また、離乳食が始まっている場合は口周りにワセリンを塗っておくことで、食べこぼしによる肌荒れを予防する効果が期待できます。

よだれかぶれについて詳しく知りたい方は以下のブログをご覧ください。

赤ちゃん よだれかぶれ対策完全ガイド。原因からアレルギーとの見分け方まで 赤ちゃん よだれかぶれ対策完全ガイド。原因からアレルギーとの見分け方まで

▶暖めすぎ・あせも

暖めすぎ・あせも

赤ちゃんは大人に比べて新陳代謝が非常に盛んで、汗っかきです。一般的に、大人の約3倍もの汗をかくと言われています。そのため、室温が高すぎたり、衣類を重ね着しすぎたりして体が暖められすぎると、汗腺が詰まって汗がうまく排出されなくなり、赤いブツブツとした「あせも」(医学的には紅色汗疹)ができやすくなります。あせもは、特にひじやひざの関節の内側、首筋、後頭部、背中など、汗がたまりやすく蒸れやすい部位にできやすい傾向があります。

対処法としては、まず環境を適切に管理することが重要です。室温や衣類を適切に調整し、赤ちゃんが快適に過ごせる涼しい環境を保つように心がけましょう。汗をかいた場合は、ぬるま湯で絞った柔らかいタオルなどで優しく拭き取り、肌を清潔に保つことが大切です。入浴時には、ベビーソープを使って汗や汚れを丁寧に洗い流し、清潔な状態を保つようにしましょう。あせもができてしまった場合でも、保湿ケアは中止せず、むしろ継続して行う方が皮膚のバリア機能を保ち、悪化を防ぐことにつながります。

赤ちゃんの入浴や洗い方について詳しく知りたい方は以下のブログをご覧ください。

赤ちゃんのお風呂完全ガイド。最適な時間や授乳のタイミングは? 赤ちゃんのお風呂完全ガイド。最適な時間や授乳のタイミングは?

赤ちゃんのほっぺを守る!正しいスキンケアの基本

赤ちゃんのほっぺを守る!正しいスキンケアの基本

赤ちゃんの肌は非常にデリケートであり、様々な肌トラブルを予防し、また改善していくためには、毎日の正しいスキンケアが欠かせません。「清潔」「保湿」の2つを日常的に、そしてこまめに行うことが非常に重要です。

清潔

日々の入浴が特に重要になります。

赤ちゃんのお風呂について詳しく知りたい方は以下のブログをご覧ください。

赤ちゃんのお風呂完全ガイド。最適な時間や授乳のタイミングは? 赤ちゃんのお風呂完全ガイド。最適な時間や授乳のタイミングは?

保湿

適切なタイミングで、適切な保湿剤を使用するのが有効です。赤ちゃんの保湿は1日に2回以上の保湿が基本ですので、思ったより多いと感じられる親御さんも多いかもしれません。

赤ちゃんの保湿について詳しく知りたい方は以下のブログをご覧ください。

【医師監修】保湿ケアで赤ちゃんの肌を守る!正しい赤ちゃんの保湿ケア 【医師監修】保湿ケアで赤ちゃんの肌を守る!正しい赤ちゃんの保湿ケア

まとめ

赤ちゃんのほっぺが赤くなるのはよくあることですが、原因を理解し、適切なケアを行うことで、多くは自然に改善されます。

赤ちゃんの笑顔と健やかな成長につながるよう、「清潔」「保湿」の徹底を心がけましょう。